初心者からのスタート
認められる嬉しさが
次の活力に

工事部
吉澤 慶一郎

初心者からスタート

この仕事を始めて1年が経ちました。
最初は、 斫り(はつり)や解体の仕事がどんな内容なのか詳しく知りませんでした。一般的にもあまり知られていない部分ですが、繊細な高さの調整や大規模な建設をカバーする微調整など、建設業界ではとても重要なパートを担っていることがわかりました。仕事に慣れ、技術が身についてくると、現場での仕事がどんどん楽しくなってきました。

認められる嬉しさが次の活力に

始めたばかりの頃は、分からない事だらけで何もかもに戸惑いましたが、職人の皆さんは優しく丁寧に教えてくれました。今建業には多くのベテラン職人の方がいます。様々な現場に出て、職人の先輩方に付いて一から学びました。

仕事を覚えるまでは、ベテラン職人との〈 2人1組 〉が決まりですが、半年たった頃に、1人で現場を任された時は、初心者から一歩前進できた気がして、本当に嬉しかったです。

自分の失敗から先輩の優しさを知ることに

仕事に慣れてきたある時、自分のせいで大失敗をしてしまったことがあります。 その時、職人の先輩が、自分の代わりに現場監督に頭を下げてくれました。 いつもは厳しい先輩が、自分の失敗を庇って謝る後ろ姿を見て、優しさを感じると同時に、仕事の厳しさを改めて学びました。
先輩や仕事に関わる多くの方に迷惑をかけないように、もっと頑張ろうと心に誓った瞬間でした。

いつかは自分も、先輩方のような強く優しい 斫り(はつり)屋になりたいと思います。